以前FBの仲間の7段の先生と剣道は武道だけど武道はスポーツか?
という話題が少し出たことがありました。
私は剣道の生涯スポーツとして成り立つと考えていたので、スポーツでしょと簡単に思っていました。
7段の先生は武道はスポーツととは少し違うという意見でした。
ここ数日で、なんとなくスポーツではないのかなーという考えに変わってきてしましました。
新人達の意見のひとつに
剣道が楽しいのかわからないという意見があったのです。わからないということは楽しいかもしれないけどという前置きはあるのですが・・・・・
なるほどと思います。
他のスポーツとして色々考えられるものは、少しプレーすると、ゲーム性があったり、目に見えて上達が見込めます。
しかし剣道はどうでしょう、試合や、昇級の時に打つたった一本のために、毎日のように同じ繰り返しをし、
私はその一本の喜びを知っているため、毎日稽古をすることもできますが、その一本にたどり着く期間が武道はあまりにも長いと思うのです。
柔道も受け身を何度もさせられ、実際、組手で楽しさを味わうまでどれだけの月日がかかるのか、
おそらく武道と言われるものはその一瞬のために稽古の期間が莫大にかかるわけです。自分に置き換えるとその時期は、小学校の時に経験し、とてもつまらない時期があったのも事実ですね。
そう考えると、武道はその点が全てスポーツと違うことではではないにしろ、すでにそこが大きな差なのでしょうか。
武道を考える上で、ここ数日の出来事はとても考えさせられました。
試合や昇段などの一本を打つ迄の過程にすでに20数年費やしている私は、剣道が好きなんですね(^_^;)
“剣道は生涯スポーツにはなれないのかなー” への2件のフィードバック
記事の元になったということでコメントさせていただきます。
ただ、これは僕の観点と言うことで決して押しつけではありませんことご了承ください。
武道とスポーツの大きな違いは礼法及び活人剣に言われるように、お相手を敬う、お相手と相対するものの、敬い活かしながら進んでいく道だと言うことだと思います。
ガッツポーズなどの表現が禁じられているのが、代表的な例でしょう。
また全剣連の理念にあるように、人間形成の道であり、日本古来の伝統文化の継承も我々に課せられた大事な役目ですから、そういった理念を掲げているのも他のスポーツではないと思います。
また一本を求めてるのに時間がかかるというのは、僕は今でもそう思い稽古を続けています。その時々での一本の喜び、楽しさも覚えますが、本当の一本の喜びっていうのはきっと竹刀を置く日が来てもわかんないんではないかと思っています。なので今でも苦しくてつまんないと思う時期は多々あります。それでも続けるのは、やはりどこまで行っても目指す高みがあるからだと思います。
だからこそ生涯かけてやれるものだと、だからこそ道なんだと思います。
ただ、この辺は武道だけでなく、スポーツでもあるとは思います。プレーをやめても、さらに何かの高みを求めて、違った立場で生涯追求できる種目もありますしね。
僕が考えている違いはこんな感じです。
長文失礼しました。
コメントありがとうございました
まさに私もそこを感じました
コメントの前半の部分は特にわかり書いていただき、そこを是非書きたかったところです
ありがとうございました