未分類

今日見たシミの着物で思ったこと

本日は、久しぶりに着物のシミについての相談を受けました。
白の紬の着物でしたが前身頃に黄変したシミがありお客様は自分で洗剤をつけて処理しようとしたらしいのです。
私も見てすぐにもうこのシミは簡単ではないと感じてしまうような黄変でしたがそこはプロではないお客様ですから、ご自分でとれると思い処理したのでしょう。
そのことについてどう思ったわけではないのですが問題はその紬の着物です。
紬の着物というのは元来先染めが基本の着物です。
仕立てる前に通常湯通しという工程を経て仕立てに回るものです。昔は後染めの着物も湯通ししたという歴史はあるらしいのですが。最近は、湯のし、という工程を経て仕立てに回るのが本当の姿であります。
紬を湯どおしするということはある程度水に通すことによって色自体が出ることはないというのが前提であります。
今日お客様の見た着物はちょっと水でたたいただけで色が出てしまっているのです。
今の時代このような不良製品があるのかと残念に感じてしまいました。
昔の日本の物自体がこの状態だということは日本人の心が維持できるはずがないのかなとさびしい気持ちにもなってしまいました。
日本のDNAをもっと大切にすることで日本の誇りを感じ海外と対等に話し合えるはずなのにそこを捨てかけている日本人に
大切な心を取り戻してほしいものですね。
着物の話からここに結論着ける気はありませんでしたがなんだかこんな文章になってしまいました
酒井クリーニング社長のつぶやき

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA